中国国際金融(CICC)は最新リポートで、中国のスマートフォン大手、小米集団(
01810)の投資判断を「アウトパフォーム」に維持し、目標株価を23HKドルに27.8%引き上げた。『香港経済日報』が8日伝えた。
CICCは、小米集団の2024年1−3月期の調整済み純利益が前年同期比70.7%増の55億2000万元になると予想。スマホ業務の売上高は同30.3%増の456億元、粗利益率は3.3ポイント上昇の14.5%になるとみている。また、電気自動車(EV)業務も長期的に成長余地があるとし、納車能力や粗利益率の向上が続くとした。一方、EVの納車台数目標や粗利益率が市場予想を上回ったことなどを考慮し、2024−25年の調整済み純利益予想をそれぞれ9%、33.7%上方修正し、165億1000万元、175億元に設定した。
小米集団の株価は日本時間午後0時10分現在、前日比0.21%安の19.06HKドルで推移している。