2024-05-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、マイナス圏でもみ合う 様子見ムードも
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.41%安の3134.75ポイントだった。深セン成分指数は1.17%安の9656.56ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5465億7300万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。前日に終値ベースで昨年9月6日以来およそ8カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定売りが優勢。今週後半には中国の4月の貿易統計や物価統計、金融統計が相次いで発表される予定で、内容を見極めようと、様子見ムードも漂った。
セクター別では、インターネットサービス、不動産サービス、文化・メディア、ゲームなどが安い。半面、石炭、貴金属、電力などが買われた。
上海B株指数は0.52%安の254.01ポイント、深センB株指数は0.35%高の1122.58ポイントだった。