EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、台湾・鴻海精密工業傘下の富智康集団(
02038)は3日大引け後、2024年1−3月期の財務内容を発表した。当期損失は2000万米ドルとなり、赤字幅は前年同期の5200万米ドルから縮小した。売上高は21.7%減の9億9800万米ドル。財務資料は鴻海精密工業が台湾証券取引所の規定に従って14日をめどに公表する。
24年6月中間決算について、厳しい状況が続き、売上高と粗利益が前年同期を下回ると予想。純損失は前年同期(5000万米ドル)比で横ばい、または縮小する可能性があるとした。