週明け29日の香港市場でハンセン指数は前週末の株高の流れを引き継ぎ、続伸して始まった。26日発表の米連邦準備理事会(FRB)が注目する3月個人消費支出(PCE)価格指数が予想を上回ったものの、米長期金利の上昇が一服したことで買いが先行している。
指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比0.77%高の17786.38ポイントで推移している。個別では、アジアを拠点とする生保大手、AIAグループ(
01299)が買われて相場の上昇を主導。カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)、不動産株の龍湖集団(
00960)も高い。半面、朝方に2024年1−3月期決算を発表した国薬控股(
01099)が大きく売られている。