25日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日続伸。前場終値は前日比0.55%高の17295.93ポイントだった。中国企業指数は0.47%高の6129.01ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で715億8000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上したが、前引けにかけて上げ幅を縮小した。本土市場の上昇が好感されたほか、四半期決算などを材料に個別物色の動きもみられたが、指数は前日まで3日続伸し、終値で昨年11月28日以来およそ5カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。
個別では、中国海外発展(
00688)や華潤置地(
01109)など本土不動産株が買われたほか、中国生物製薬(
01177)や香港証券取引所(
00388)などの上昇も目立った。取引を再開したセンスタイム(
00020)は10%高。半面、テンセント(
00700)やHSBC(
00005)が売られて相場の重しとなった。四半期決算を発表した新東方教育科技(
09901)は16%下げた。