2024-04-25 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:続伸、安寄り後にプラス圏 政策支援の効果に期待
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.17%高の3049.90ポイントだった。深セン成分指数は0.41%高の9289.37ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4993億800万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いたものの、もみ合いながら下げ幅を縮め、前場半ばにプラス圏へ浮上。中国当局による政策支援の効果を期待する買いが相場を支えた。中国の財政部と国家税務総局は25日、製造業の発展を支援する主な税優遇措置に関するガイドラインを公表した。もっとも、4月30日−5月1日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が控えるほか、中国本土では来週半ばからメーデー連休に入ることもあり、上値は限られた。
セクター別では、化学原料、製薬、肥料、プラスチック製品などが高い。半面、軍需関連、通信設備、文化・メディア、採掘などが下げた。
上海B株指数は0.19%高の246.60ポイント、深センB株指数は0.22%高の1070.44ポイント。