2024-04-23 |
米国/マーケット/証券 |
|
NY市況(22日):ダウ253米ドル高、S&P500とナスダック総合が7日ぶり反発
22日のNY株式相場は上昇。週内にメタ、マイクロソフト、アルファベットなどのハイテク・ジャイアントの決算発表を控え、先週大きく下落したハイテク株が買い戻されたほか、イランがイスラエルとの紛争をエスカレートさせるつもりはないとしたことで中東情勢悪化懸念が和らぎ、原油や金が下落したこともインフレ高進懸念の緩和につながった。
ダウ平均は一時、460米ドル高まで上昇し、253.58米ドル高(+0.67%)と3営業日続伸して終了。ゴールドマン・サックスが3%超上昇したほか、JPモルガン・チェース、アマゾン・ドット・コム、マクドナルド、セールスフォースなども1%超上昇した。
先週まで3週続落し、中期トレンドラインの100日移動平均線に接近したS&P500は0.87%高となり、先週5%超下落したナスダック総合も1.11%高で終了。ともに7営業日ぶりの反発となった。
半導体銘柄は軒並み高。先週14%近く下落したエヌビディアは4.35%高と大幅反発し、アーム・ホールディングスも6.79%上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は1.74%高と4営業日ぶりに反発した。
S&P500の11セクターはITの1.28%高を筆頭に全11セクターが上昇。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の18.71ポイントから16.94ポイントに低下。センチメントも改善した。