2024-04-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、買い戻し優勢 中国当局の政策支援を好感
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比1.24%高の3044.26ポイントだった。深セン成分指数は1.54%高の9295.95ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5700億5100万元だった。
上海総合指数は小動きで始まったものの、ほどなくして上向きに転じ、上げ幅を拡大した。前日に3月27日以来、3週ぶりの安値で終えた後とあって、買い戻しが優勢。中国当局の政策支援が好感された。中国の国家金融監督管理総局など政府3部門は16日、「製造業向け金融サービスの深化と新型工業化推進の促進に関する通知」を公表し、基礎的な部品、素材、ソフトウエア、工業ソフトウエアなど脆弱な分野に対する金融支援の強化などを求めた。
ほぼ全セクターで買いが優勢。建設コンサルティング、教育、コンピューター設備、電機が全面高。環境関連、プラスチック製品、ソフトウエア開発なども大きく買われている。
上海B株指数は1.43%高の255.73ポイント、深センB株指数は0.45%高の1067.20ポイントだった。