連休明け2日の香港市場でハンセン指数は続伸スタート。高く寄り付いた後、上げ幅を広げた。連休中の本土株高や、官民発表の2024年3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の予想上振れなどが好感されている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比2.53%高の16959.40ポイントで推移。個別では、自社開発の電気自動車(EV)「SU7」を発売した小米集団(
01810)が急伸。中国銀行(
03988)の香港子会社の中銀香港(
02388)、オンライン旅行大手のトリップ・ドットコム(
09961)、華潤置地(
01109)傘下の不動産管理サービスの華潤万象生活(
01209)なども大幅高。半面、オンラインゲーム大手のネットイース(
09999)が大幅安。不動産管理サービスの碧桂園服務(
06098)も売られている。同系列の本土不動産大手、碧桂園(
02007)は2023年12月本決算を期限の3月31日までに開示できなかったため、きょうから株式の取引を停止した。