28日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比1.63%高の16660.76ポイントだった。中国企業指数は2.20%高の5853.92ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で605億HKドル。
ハンセン指数は前日終値を挟んでもみ合った後、徐々に上げ幅を拡大した。前日のNY市場やきょうの中国本土市場の上昇を好感して香港市場でも買いが広がった。また、指数は前日に約3週間ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられた。
個別では、美団(
03690)とJDドットコム(
09618)が7%前後、アリババ集団(
09988)が3%超それぞれ上昇し、指数を押し上げた。中升集団(
00881)や薬明生物技術(
02269)、海爾智家(
06690)の上昇も目立った。半面、碧桂園服務(
06098)や創科実業(
00669)が売られた。決算を発表した康哲薬業(
00867)が約30%、北京控股(
00392)が約20%それぞれ下落した。