モルガン・スタンレーは最新リポートで、新興の新エネ車メーカー、理想汽車(
02015)の目標株価をこれまでの266HKドルから233HKドルに引き下げた。会社側の最新の業績見通しを踏まえ、2024−25年の販売台数予想を15%、14%下方修正し、24年は57万台に設定した。一方、業界の需要期を迎え、新型車の投入で下振れ余地は限られるとしたほか、潜在的な政策支援も4−6月期の株価支援材料になり得るとの見方を示した。投資判断は「オーバーウエート」に据え置いた。『AAストックス』が26日伝えた。
モルスタは、会社側が示した2024年1−3月期の見通しが軟調で、大多数の投資家は4−6月期の業績も振るわないとみていることに言及。ただ、市場の需要や新型車の投入などに関する見通しがより明確になれば、株価にプラスに働くと予想した。