CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、中国の生活関連アプリ運営大手、美団(
03690)の投資判断を「買い」、目標株価を182HKドルにそれぞれ維持した。美団の2023年10−12月期売上高と調整済み営業利益はいずれも予想を上回ったと指摘。うち、売上高は737億元、調整済み営業利益は32億元となり、CLSAの予想をそれぞれ1.7%、30%上回ったとしている。『インフォキャスト』が25日伝えた。
CLSAは、美団のローカルビジネスの利益成長は24年に鈍化するものの、「美団優選」の赤字が大幅に縮小すると予想。24年1−3月期のローカルビジネス収入は前年同期比21%増、調整済み営業利益は同9%減となり、全体の調整済み営業利益は25%増加する可能性があるとした。24年通期では、売上高予想を1%下方修正した一方、利益は従来予想を維持した。
美団の株価は日本時間午後3時31分現在、前営業日比6.23%高の93.75HKドルで推移している。