2024-03-25 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反発、好決算銘柄に買い 中国宏橋が約14%高
週明け25日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前営業日比0.48%高の16578.99ポイントだった。中国企業指数は0.71%高の5798.65ポイント。メインボードの半日の売買代金は概算で619億7000万HKドル。
ハンセン指数は前週末終値を挟んだもみ合いで始まった後、じりじりと上げ幅を拡大。週末にかけて好決算を発表した銘柄が買われ、相場を支えた。22日のNY市場でハイテク株主体のナスダック総合が5日続伸して過去最高値を更新したことや、きょうの中国本土相場の上昇も地合いの改善につながったもよう。
個別では、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)が14%近く上昇。22日大引け後に発表した2023年12月本決算で純利益が市場予想を上回り、買いを集めた。同日に決算を発表した美団(
03690)、龍湖集団(
00960)も大幅高。医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)と無錫薬明康徳新薬開発(
02359)は反発した。半面、12月本決算の純利益が予想から下振れした新奥能源(
02688)が売られた。パソコン大手のレノボグループ(
00992)は約7%安と反落。医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)も安い。