2024-03-21 |
香港/マーケット/証券 |
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香港大引け:続伸で1週間ぶり高値、舜宇光学科技は13%安
21日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比1.93%高の16863.10ポイントだった。中国企業指数は1.75%高の5905.27ポイント。メインボードの売買代金は概算で1180億5000万HKドル。
ハンセン指数は終日プラス圏で堅調に推移し、心理的節目の17000ポイント近くまで上昇する場面もあった。前日のNY市場で主要3指数が史上最高値を更新した流れを引き継ぎ、香港市場でも買いが広がった。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場予想通りに政策金利が5.00−5.25%で据え置かれたほか、年内3回の利下げ見通しが維持されたことなどが好感された。終値は14日以来、1週間ぶり高値だった。
ハンセン指数構成銘柄では、美団(
03690)やアリババ集団(
09988)、AIAグループ(
01299)などが買われて指数を押し上げたほか、中国宏橋(
01378)やホンコン・チャイナガス(
00003)の上昇も目立った。金価格の上昇を受けて紫金鉱業集団(
02899)が買われたほか、龍湖集団(
00960)や中国海外発展(
00688)など本土不動産株も高かった。半面、決算を発表した舜宇光学科技(
02382)が13.16%安と急落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.89%高の3582.90ポイント。平安健康医療科技(
01833)やキングソフト(
03888)が上昇率上位だった。半面、アリババ集団傘下の淘宝中国が一部保有株を売却したことがわかった小鵬汽車(
09868)が6%超下げた。