2024-03-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、前引け間際にプラス圏浮上 造船株が全面高
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.12%高の3031.14ポイントだった。深セン成分指数は0.24%高の9289.06ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5075億4200万元だった。
上海総合指数は、序盤は高く推移し、ほどなくマイナス圏に転落したが、前引け間際に再びプラス圏に浮上した。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を受けてFRBが今年半ばにも利下げを開始するとの見方から買いが広がったものの、きょう夜に米雇用統計、あす午前に中国の物価統計が発表されるとあって、様子見ムードが相場の重しとなった。セクター別では、造船が全面高となったほか、太陽光発電設備や通信設備、半導体も買われた。半面、観光・ホテルや宝飾、石炭などが売られた。
上海B株指数は0.08%高の264.40ポイント、深センB株指数は0.16%安の1067.51ポイントだった。