2024-03-07 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、前場終盤にマイナス圏 医療サービスなどに売り
7日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.16%安の3035.04ポイントだった。深セン成分指数は0.68%安の9331.53ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6287億4800万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付いた後、プラス圏でもみ合った。中国当局の景気対策を期待する買いが先行。中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝行長は6日、全国人民代表大会(全人代)に合わせて開いた記者会見で、「預金準備率を追加で引き下げる余地がある」との見解を示した。もっとも、相場は昨年11月下旬以来の高値で推移しているとあって、利益確定売りが引き続き出やすい。前場終盤に指数が下向きに転じると、急速に上げ幅を縮め、結局は前日終値を下回って終えた。
セクター別では、医療サービス、コンシューマーエレクトロニクス、文化・メディア、ソフトウエア開発などが安い。半面、輸送用設備、貴金属、非鉄金属、鉄鋼などが買われた。
上海B株指数は0.17%高の264.30ポイント、深センB株指数は0.21%高の1074.94ポイントだった。