6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に反発。前場終値は前日比2.33%高の16539.01ポイントだった。中国企業指数は2.75%高の5715.71ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で575億2000万HKドル。
ハンセン指数は小高く寄り付いた。朝方に安くなる場面があったものの、切り返して一本調子で上げ幅を拡大。ほぼ全面高の展開となった。ネット株が買いを集めて相場を押し上げた。前日終値はおよそ2週間ぶりの安値とあって、自律反発狙いの買いも入ったもよう。
個別では、2023年12月本決算をきょう発表するJDドットコム(
09618)と創科実業(
00669)が大幅高。JDドットコム子会社の京東健康(
06618)、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)、同社子会社の阿里健康(
00241)、生活アプリ運営の美団(
03690)も大きく買われた。ガラス大手の信義ガラス(
00868)は大幅に続伸した。一方、医薬品関連の翰森製薬(
03692)と国薬控股(
01099)が続落。アジア保険会社のAIAグループ(
01299)も売られた。