6日の香港市場でハンセン指数は小幅に反発して始まった。前日終値はおよそ2週間ぶり安値とあって自律反発を見込む買いが相場を支えている。ただ、買い一巡後は上値が重い。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を6−7日に控え、内容を見極めたい投資家は積極的な売買を見送っているもよう。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.05%高の16170.91ポイントで推移している。中国ネット通販大手のJDドットコム(
09618)とアリババ集団(
09988)が上昇。医薬品受託開発の無錫薬明康徳新薬開発(
02359)、薬明生物技術(
02269)も買われている。一方、アジア保険会社のAIAグループ(
01299)、電気自動車の理想汽車(
02015)、太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)が売られている。