2024-03-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日続伸、政策期待が支え 自動車株に買い
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続伸。前場終値は前日比0.26%高の3047.20ポイントだった。深セン成分指数は0.05%高の9443.01ポイントと4営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6463億7800万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、前日終値を挟んでもみ合い。次第に下値を切り上げ、前場の高値圏で引けた。前日終値は昨年11月24日以来の高値とあって利益確定売りが先行したものの、政策の恩恵が期待できる銘柄が買われ、相場を支えた。中国の李強首相がきょう開幕した全国人民代表大会(全人代)で政府活動報告を行い、24年の経済成長目標などの達成に向けた政策を明らかにした。
セクター別では、貴金属が全面高のほか、自動車、航空宇宙、観光が買いを集めた。半面、電源設備とバッテリー素材が全面安。医療サービス、教育も売られた。
上海B株指数は0.37%高の265.27ポイントと4営業日続伸。深センB株指数は0.05%高の1078.19ポイントと続伸した。