2024-03-04 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、米株高を好感 政策期待も
週明け4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前営業日比0.22%高の3033.63ポイントだった。深セン成分指数は0.03%安の9431.83ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7206億4400万元だった。
上海総合指数は、序盤はマイナス圏で推移したが、プラス圏に浮上して前場の取引を終えた。指数は前週末に終値で昨年12月1日以来、3カ月ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが広がったが、前週末の米株高が好感されたほか、全国人民代表大会(全人代)の開幕をあすに控えて政策期待も強く、相場の支えとなった。セクター別では、貴金属が全面高となったほか、医療サービスや造船も買われた。半面、セメントや自動車、不動産開発などが売られた。
上海B株指数は0.11%安の262.90ポイント、深センB株指数は0.06%高の1076.83ポイントだった。