2024-02-13 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(12日):ダウ125米ドル高、2日ぶりに最高値を更新 S&P500は5日ぶりに反落
12日のNY株式相場は高安まちまち。前週まで主要3指数がそろって5週続伸したことで過熱感が意識される中、翌日以降に米1月消費者物価指数(CPI)や1月小売売上高などの注目の経済指標の発表を控え、先駆したハイテク株の一角が利益確定売りに押された。ダウ平均はもみ合ってスタート後、255米ドル高まで上昇し、125.69米ドル高(+0.33%)の38797.38米ドルで終了。6営業日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値でも2営業日ぶりに最高値を更新した。一方、S&P500は一時0.43%高の5048.39ポイントまで上昇し、4営業日連続で史上最高値を更新したものの、0.09%安の5021.84ポイントで終了し、5営業日ぶりに反落した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.56%高まで上昇後、0.30%安で終了し、5日ぶりの反落となった。
S&P500の11セクターは公益、エネルギー、素材、生活必需品など7セクターが上昇し、IT、不動産、一般消費財、コミュニケーションの4セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はナイキ、ゴールドマン・サックスが2%超上昇し、3M、ウォルグリーン、インテル、キャタピラーなども1%超上昇した一方、セールスフォース、マイクロソフトが1%超下落し、アップルも0.90%安となった。