ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国の生活関連アプリ運営大手、美団(
03690)の2023年7−9月期決算はほぼ予想通りだったとの見方を示した。中核業務の営業利益は101億元に達し、ゴールドマンと市場の予想(それぞれ96億元、100億元)を上回り、新事業の営業損失は51億元と予想通りだったと指摘。売上高は765億元で、ゴールドマンと市場の予想を1%上回ったとした。『AAストックス』が29日伝えた。
ゴールドマンは、料理宅配業務の成長予想を修正したほか、新事業の売り上げの伸びと赤字縮小のペースが鈍化すると予想し、2023−25年の売上高予想を1−5%、営業利益予想を9−14%それぞれ下方修正した。投資判断は「買い」に設定し、目標株価を205HKドルから176HKドルに引き下げた。
美団の株価は日本時間午後0時37分現在、前日比9.85%安の92.85HKドルで推移している。