ゴールドマン・サックスは最新リポートで、パソコンの世界最大手、レノボグループ(
00992)の投資判断を「買い」に維持し、目標株価を10.29HKドルから11.79HKドルに15%引き上げた。レノボグループはPC産業の回復などで引き続き恩恵が期待できるとし、これを織り込んだ。『信報』が17日伝えた。
ゴールドマンはレノボグループの2023年7−9月期決算について、売上高はゴールドマンと市場の予想通りで、純利益はゴールドマンと市場の予想を上回ったと指摘。7−9月期のPC出荷台数は前年同期比で5%減少したものの、減少率は業界全体(7.6%減)より小さく、10−12月の出荷台数は6%増とプラス成長に転換すると予想した。
レノボグループの株価は日本時間午後4時16分現在、前日比0.84%高の9.60HKドルで推移している。