2023-09-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、様子見ムードが重し
12日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった。15日に小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表を控え、様子見ムードが相場の重しとなっているもよう。一方、中国の金融当局は人民元相場の基本的な安定を維持する能力を備えており、必要時には即時に対応するとの考えを明らかにしており、一定の支えとなっているもよう。12日の人民元相場の基準値は1米ドル=7.1986元に設定され、前日に比べ0.225%(0.0162元)の元高/ドル安水準。
指数は日本時間午前10時41分現在、前日比0.17%安の3137.31ポイントで推移している。セクター別では、保険が全面安となっているほか、電子化学品やゲーム、不動産サービスも売られている。半面、バッテリー素材や石炭、漢方薬などが買われている。