2023-06-09 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅に3日続伸、政策期待が支え 自動車株は全面高
9日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続伸。前場終値は前日比0.03%高の3214.41ポイントだった。深セン成分指数は0.05%安の10717.78ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5640億6900万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った。寄り付きと同時に発表された5月の物価統計が予想から下振れたことが嫌気されたものの、中国政府による景気対策への期待も広がり、一定の支えとなった。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えて様子見ムードは強く、相場の重しとなった。セクター別では、中国商務部が自動車の購入を促す活動を組織すると地方政府や自動車販売業界団体の中国汽車流通協会に通知したことを受け、自動車が全面高となったほか、自動車サービス、自動車部品も高い。半面、エンジニアリングサービスや建材などが売られた。
上海B株指数は0.73%安の273.11ポイント、深センB株指数は0.04%安の1122.94ポイントだった。