2023-06-08 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:反落、米金融引き締め長期化や中国の景気減速を警戒
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.12%安の3193.96ポイントだった。深セン成分指数は0.27%安の10680.20ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5372億7100万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きが続いた。米金融引き締めの長期化や中国の景気減速への警戒感が相場の重しとなる半面、中国政府による景気対策への期待が支えとなった。また、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がり、指数は一時、心理的節目の3200ポイントを回復する場面もあった。セクター別では、ゲームや文化・メディア、教育が売られた半面、エンジニアリングサービスやバッテリー素材、不動産開発・サービスなどが買われた。
上海B株指数は0.39%安の273.24ポイント、深センB株指数は0.09%安の1116.80ポイントだった。