JPモルガンは最新リポートで、香港証券取引所(
00388)の2023−25年予想EPSを2−7%下方修正し、目標株価を400HKドルから388HKドルに引き下げた。投資判断は「オーバーウエート」に維持し、引き続き「ポジティブ・カタリスト・ウオッチ」に収載した。香港ドル・人民元の2通貨建てで取引できる「デュアルカウンター」モデルの導入から1週間経過した6月26日には、取引状況が改善するとみている。『AAストックス』が5日伝えた。
JPモルガンは、最近は香港証取の出来高が低迷しているが、「デュアルカウンター」の開始が持ち直しのきっかけになり、同時に中国と世界の市場が相互取引を拡張するトレンドを後押しするとの見方を示した。
香港証券取引所の株価は日本時間午後2時50分現在、前日比0.79%高の304.80HKドルで推移している。