2023-06-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、財新PMIの予想上振れや米債務上限停止法案可決を好感
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.43%高の3218.42ポイントだった。深セン成分指数は0.86%高の10886.96ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6091億5900万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3200ポイントを下回って寄り付いたものの、ほどなく節目を回復するとプラス圏に浮上し、上げ幅を拡大した。中国メディアの財新と英IHSマークイットが1日発表した2023年5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことが好感されたほか、米下院で債務上限停止法案が可決されたことも投資家心理を強気に傾けた。セクター別では、造船と自動車、バッテリー素材が全面高となった。半面、航空・空港運営、電力、漢方薬などが売られた。
上海B株指数は0.51%高の271.61ポイント、深センB株指数は0.90%高の1100.50ポイントだった。