2023-05-29 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:小幅続伸、米株高を好感も中国の景気減速懸念が重し
週明け29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前営業日比0.15%高の3217.34ポイントだった。深セン成分指数は0.82%安の10820.65ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6014億2900万元だった。
上海総合指数はほぼプラス圏で推移した。米国の債務上限問題への警戒感が後退し、前週末のNY市場が上昇した流れを引き継いだものの、中国の景気減速懸念などを受けて上値は重く、指数は一時マイナス圏に沈む場面もあった。セクター別では、ゲーム、電力、通信などが買われた半面、太陽光発電設備、風力発電設備、自動車などが売られた。
上海B株指数は0.68%安の281.69ポイント、深センB株指数は0.91%安の1134.08ポイントだった。