2023-05-26 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:4日続落、3200ポイント割れ リスク回避が続く
26日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日続落。前場終値は前日比0.14%安の3196.89ポイントだった。深セン成分指数は0.39%安の10853.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5022億1900万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3200ポイントを割り込んで寄り付くと、終始マイナス圏でもみ合った。米国の債務上限問題を巡る不透明感や、中国経済の先行き不安、米ドル高・人民元安を受けた資金流出懸念などが引き続き相場の重荷。週末を前にリスクを回避する動きが続いた。
セクター別では、バッテリー素材が全面安。太陽光・風力発電設備、石炭、ガスも安い。半面、教育、半導体、文化・メディア、ソフトウエア開発などが上昇した。
上海B株指数は0.28%安の282.42ポイント、深センB株指数は0.41%高の1133.03ポイント。