2023-05-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落で3200ポイント割れ、米債務問題などが重し
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.66%安の3183.75ポイントだった。深セン成分指数は0.54%安の10861.58ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5375億6300万元だった。
上海総合指数は前日終値をやや下回る水準でもみ合った後、下げ幅を広げた。指数は前日に4カ月超ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられたが、勢いは続かず。米国の債務上限問題や欧米の金融引き締め長期化への警戒感が相場の重しとなった。指数は心理的節目の3200ポイントを割って前場の取引を終えている。セクター別では、貴金属が全面安となったほか、ゲーム、文化・メディア、インターネットサービスも売られた。半面、太陽光発電設備や電力、電源設備などが買われた。
上海B株指数は0.50%安の284.86ポイント、深センB株指数は0.75%安の1135.87ポイントだった。