2023-05-19 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、幅広いセクターで売り先行
19日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。幅広いセクターで売りが先行している。米連邦準備理事会(FRB)の高官が18日、相次いで利上げ停止に否定的な見解を示したことで、米金融引き締めの長期化が警戒されたもよう。
指数は日本時間午前10時33分現在、前日比1.80%安の19371.59ポイントで推移。前日大引け後に2023年1−3月期決算を発表した中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)や、美団(
03690)、百度(
09888)、JDドットコム(
09618)、テンセント(
00700)などのネット株が大きく売られている。保険大手の中国平安保険(
02318)、スポーツ用品大手の安踏体育用品(
02020)も安い。半面、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)、半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)が買われている。