クレディ・スイスは最新リポートで、中国の新興EVメーカー、小鵬汽車(
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小鵬汽車は今年の納車台数目標を前年比30%増に維持したほか、2023−24年に自動車部品コストを25%削減し、自動運転関連部品コストを50%減らす方針を示しており、マーケットシェアの拡大と粗利益率の回復につながると予想した。一方、2023−24年のEPS予想を10.1−20.7%下方修正し、米国預託証券(ADR)の目標株価を13米ドルから12.5米ドルに引き下げた。投資判断は「アウトパフォーム」を維持している。
小鵬汽車の株価は日本時間午後2時59分現在、前日比8.68%高の36.95HKドルで推移している。