7日の香港市場でハンセン指数は反発スタート、前日に2%超下げた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きが先行。気球問題で延期されていたブリンケン米国務長官の訪中を巡り、米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官が6日に「時期が来れば中国側と議論を始めるだろう」と述べたことを受け、両国の関係悪化に対する過度な懸念がやや和らいだもよう。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比0.48%高の21323.01ポイントで推移。個別では、前日に下げがきつかった医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)が反発。本土不動産株の碧桂園(
02007)、医薬株の翰森製薬(
03692)、中国生物製薬(
01177)、薬明生物技術(
02269)、ネット通販大手のアリババ集団(
09988)が買われている。半面、ゲーム大手のネットイース(
09999)、豚肉関連の万洲国際(
00288)、アジア生保のAIAグループ(
01299)が軟調。