2022-12-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発で3200ポイント回復、コロナ規制緩和期待広がる
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.14%高の3203.96ポイントだった。深セン成分指数は0.01%高の11419.35ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5191億3900万元だった。
上海総合指数はマイナス圏での推移も目立ったが、プラス圏に浮上し、心理的節目の3200ポイントを回復して前場の取引を終えた。ここ最近の上昇を受けて利益確定の売りが広がる半面、中国の新型コロナウイルス対策を統括する国務院聯防聯控機制が現地時間午後3時から記者会見を行うことを受け、一段の規制緩和を期待した買いが入った。セクター別では、銀行が全面高となったほか、不動産サービスや物流も買われた。小売りも高い。半面、観光・ホテルや半導体、ソフトウエア開発などが売られた。
上海B株指数は0.02%高の290.88ポイント、深センB株指数は0.27%安の1159.82ポイントだった。