2日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。1日のNY市場で米長期金利が低下し、ハイテク株主体のナスダック総合指数が小幅ながら続伸した流れを引き継いだ。中国本土で新型コロナウイルスの1日当たり新規感染者数が減るなか、行動規制などの防疫措置が緩和されるとの期待も続いている。
指数は日本時間午前10時32分現在、前日比0.32%高の18797.12ポイントで推移している。個別では、大型ネット株のJDドットコム(
09618)とアリババ集団(
09988)、美団(
03690)が買われて相場の上昇を主導。アリババ集団子会社の阿里健康(
00241)も高い。一方、不動産開発の碧桂園(
02007)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が売られている。