JPモルガンは最新リポートで、百度(
09888)の投資判断を「オーバーウエート」とし、目標株価を165HKドルに据え置いた。新型コロナウイルスによる影響を踏まえ、2022年10−12月期売上高予想を3%下方修正したものの、調整済み純利益予想を1%引き上げ、23年の通期売上高と調整済み営業利益予想も1%、3%上方修正した。『AAストックス』が24日伝えた。
22年7−9月期業績について、コスト最適化による効果が予想を上回ったと評価。一方、広告料収入は新型コロナの規制緩和との相関性が高く、コロナの関連政策が依然として鍵を握るとした。向こう数四半期にわたり、コストの最適化と利益率の改善を背景に、利益が2桁の成長率を達成できると予想。また、23年下期に広告料収入の回復がより顕著になり、長期的には自動運転関連が支援材料になるとした。
百度の株価は日本時間午後3時20分現在、前日比2.10%高の94.90HKドルで推移している。