2022-11-21 |
中国/マーケット/金融 |
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本土前引け:4日続落、マイナス圏でもみ合う 国内のコロナ感染拡大などを嫌気
週明け21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日続落。前場終値は前日比0.81%安の3072.09ポイントだった。深セン成分指数は0.83%安の11087.42ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5470億8600万元だった。
上海総合指数は安く寄り付くと、マイナス圏でもみ合った。中国国内での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、行動規制などへの懸念が地合いを悪化させた。国内の新規感染者数は連日で2万人を超え、約半年ぶりに死者も確認された。米利上げが長期化するとの見方から為替市場で再び人民元安・米ドル高が進んだことも重荷となった。
セクター別では、不動産サービス、保険が全面安。教育、ゲーム、観光・ホテルも大きく売られた。半面、電源設備、バッテリー、漢方薬が高い。
上海B株指数は0.67%安の285.90ポイント、深センB株指数は0.7%安の1121.84ポイント。