ゴールドマン・サックスは最新リポートで、快手科技（01024）のカバレッジを開始し、投資判断を「買い」、目標株価を112HKドルに設定した。快手科技が8月下旬に2022年4−6月期決算を発表して以降、同社株価は26％調整し、ゴールドマン・サックスの弱気ケースシナリオのバリュエーションと一致しているとした。『AAストックス』が27日伝えた。

　ゴールドマン・サックスは、快手科技の過去2カ月にわたる人事異動の後、投資家は同社経営陣が向こう数カ月の経営戦略を示すシグナルを出すのを待っており、同時に新事業がコスト抑制や利益率に及ぼす影響を見極めようとしているとの見方を示した。また、快手科技の広告事業の成長は22年7−9月期も緩慢だが、10−12月期に入って次第に持ち直すとみている。

　快手科技の株価は日本時間午後4時13分現在、前日比0.18％高の55.70HKドルで推移している。