国際的な人の往来が再開していることから、香港のフラッグキャリア、キャセイ・パシフィック(
00293)は10月以降、200往復以上を追加で運航する見通しを示した。
香港政府は23日、入境者に対して行ってきた3日間の政府指定ホテル隔離を26日から廃止すると発表し、キャセイ・パシフィックも10 月からアジアと長距離線で 200往復以上増やす。日本政府が10月11日から入国者数の上限撤廃と個人旅行解禁を表明したのを受け、 キャセイ・パシフィックは11月1日から香港−東京(羽田)線のデイリー運航を再開。12月1日から香港−札幌線は週4往復とする。10月から香港−東京(成田)線は月43往復、香港−大阪(関西)線は月50往復にそれぞれ増便する。
キャセイ・パシフィックの株価は日本時間午前11時17分現在、前営業日比1.12%高の9.02HKドルで推移している。