2022-09-23 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、3100ポイント割れ 欧米の金融引き締めを懸念
23日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比1.08%安の3075.33ポイントだった。深セン成分指数は1.77%安の10917.85ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4236億7200万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後にプラス圏に浮上したものの、ほどなくして下向きに転じた。心理的節目の3100ポイントをあっさり割り込むと、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大した。欧米中銀が大幅な利上げを継続するなか、世界経済の冷え込みや、中国本土から資金流出への懸念が強まり、次第に売りが強まった。
セクター別では、半導体、電機、風力発電設備、自動車・部品が安い。半面、保険 が逆行高を演じた。
上海B株指数は2.72%安の300.03ポイント、深センB株指数は1.36%安の1163.65ポイント。