2022-09-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:続落、一時18000ポイント割れ 米FOMCの積極的利上げ姿勢を嫌気
22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前日比1.88%安の18097.58ポイントだった。中国企業指数は1.57%安の6168.55ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で477億7000万HKドル。
ハンセン指数は米株安の流れを引き継ぎ安く寄り付いた。序盤は心理的節目の18000ポイントを割り込む場面もあったが、同水準で下げ渋ると、その後は下げ幅をやや縮小してもみ合った。米連邦公開市場委員会(FOMC)で積極的な利上げ継続が示唆されたことで、米国の高金利政策による世界景気の悪化、香港や中国本土からの資金流出への懸念が強まり、リスクを回避する動きが優勢だった。
セクター別では、PC世界大手のレノボグループ(
00992)、ガラスメーカーの信義ガラス(
00868)や、大型ネット株のアリババ集団(
09988)、JDドットコム(
09618)が安い。保険大手の中国平安保険(
02318)、取引所運営の香港証券取引所(
00388)も大きく売られた。半面、今月5日からハンセン指数構成銘柄に加わった翰森製薬(
03692)と周大福珠宝(
01929)が逆行高を演じた。