2022-09-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、一時は3100ポイント割れ FOMC結果を前に様子見も
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.56%安の3105.02ポイントだった。深セン成分指数は1.17%安の11152.32ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3862億500万元だった。
上海総合指数は終始マイナス圏でもみ合った。序盤は心理的節目の3100ポイントを割り込む場面もあったが、その後は下げ幅をやや縮小した。人民元の対米ドル相場が下落基調を強めるなか、中国本土からの資金流出を警戒する売りが重荷。21日まで開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)で、3会合連続での0.75%の利上げがほぼ確実視されており、米中の金利差が一層拡大することになるが、FOMCの結果発表を前に様子見気分も漂った。
セクター別では、観光・ホテル、軍需関連、半導体、医療機器が安い。半面、海運・港湾、ガス、公共事業が買われた。
上海B株指数は0.27%安の308.36ポイント、深センB株指数は0.40%安の1183.95ポイントだった。