2022-09-19 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:続落、米株安を嫌気 アリババ集団が3%超下落
週明け19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。前場終値は前営業日比0.96%安の18580.87ポイントだった。中国企業指数は1.24%安の6341.28ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で512億1000万HKドル。
ハンセン指数は前週末のNY市場が下落した流れを引き継いで安く寄り付いた後、マイナス圏で軟調に推移した。米国の金融引き締めの長期化や利上げによる景気減速が警戒される中、20−21日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードが広がり、相場の重しとなった。
個別では、アリババ集団(
09988)が3%超下げたほか、小米集団(
01810)、JDドットコム(
09618)が売られて指数を押し下げた。龍湖集団(
00960)や碧桂園服務(
06098)、碧桂園(
02007)など本土不動産株の下落も目立った。半面、海外から香港への入境者に対する隔離措置について、制限緩和への期待からキャセイ・パシフィック(
00293)や九龍倉置業地産(
01997)、周大福珠宝(
01929)が買われた。