2022-09-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、幅広いセクターに売り 発電設備株や造船株が全面安
15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比1.01%安の3204.88ポイントだった。深セン成分指数は1.81%安の11561.46ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5748億4400万元だった。
上海総合指数は、前日のNY市場が上昇した流れを引き継いで小高く始まったものの、ほどなくマイナス圏に沈むと、ほぼ一本調子で下げ幅を拡大した。米国の金融引き締めが引き続き警戒されたほか、中国では16日に8月の小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標が発表される予定で、内容を見極めようと様子見ムードも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、太陽光発電設備や風力発電設備、造船が全面安となるなど、幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、銀行、保険が高い。中国の住宅・都市農村建設部が「保交楼」(デベロッパーの資金繰りの悪化などで建設が中断した物件の引き渡しを確保する)の各種措置が秩序を持って進んでいると表明したことが好感され、不動産開発も買われた。
上海B株指数は0.75%安の311.33ポイント、深センB株指数は0.85%安の1201.88ポイントだった。