2022-09-14 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、米金融引き締め警戒で地合い悪化
14日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前日比1.02%安の3230.49ポイントだった。深セン成分指数は1.5%安の11745.14ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4669億100万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、マイナス圏でもみ合う展開。米国の8月の消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を上回ったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの強化で世界的に景気が冷え込むことへの警戒感が地合いを悪化させた。指数は前日終値ベースで約2週間ぶり高値を付けた後とあって、利益確定売りが重荷となった。
セクター別では、バッテリー、化学肥料、電機、太陽光・風力発電設備が安い。半面、百貨店運営、海運・港湾、採掘、ガスが買われた。
上海B株指数は0.52%安の312.93ポイント、深センB株指数は0.64%安の1207.69ポイント。