2022-09-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落、世界景気の減速を懸念
週明け5日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落して始まった。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化や、ウクライナを巡るロシアと欧州の対立が世界景気を冷え込ませるとの懸念が強い。ただ、心理的節目の3200ポイントを下回る水準にあるだけに、割安感に注目した買いが一定の下支えとなっている。寄り付き直後には小幅ながらプラス圏に浮上する場面があった。
指数は日本時間午前10時41分現在、前営業日比0.27%安の3177.73ポイントで推移している。セクター別では、エネルギー資源やクリーンエネルギー発電設備、海運・港湾が上昇。一方、半導体、ゲーム、食品・飲料が下落している。