17日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日終値が心理的節目の20000ポイントを割り込んだ反動で、買い戻しが先行。前日に売られた美団(
03690)や金融株が反発し、相場を支えている。
指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.13%高の19856.59ポイントで推移している。個別では、美団が反発。同社株の売却を大株主のテンセント(
00700)が否定したと伝わった。中国4大商業銀行の中国建設銀行(
00939)と中国工商銀行(
01398)も買われた。前日大引け後に2022年6月中間決算を発表した万洲国際(
00288)が高い。電動工具の創科実業(
00669)は大幅に続伸している。半面、不動産株の中国海外発展(
00688)と龍湖集団(
00960)、碧桂園服務(
06098)が反落。きょう中間決算を発表するテンセント(
00700)、華潤ビール(
00291)、香港証券取引所(
00388)はそろって下落している。