電気自動車(EV)ニュース専門オンラインメディア『EV』は14日、消息筋の話として、中国EVメーカーの蔚来集団(
09866)が2025年に米国市場へ進出する計画だと伝えた。米カリフォルニア州サンノゼの米国本部に隣接する土地を取得し、早ければ11月に同国初の電池交換ステーションを建設してテストを実施するという。
蔚来集団は現在、「NIO ES8」モデル4台を使ってサンノゼで路上テストを行っているが、「NIO NAD」(NIO自動運転システム)は米国に導入していない。同社は2021年12月に開いたイベントで、2025年までに25カ国に進出する計画を公表。プレゼンテーションに使用した地図には米国やオーストラリア、フランス、日本が含まれていたが、カナダとブラジルは除外されていた。
蔚来集団の株価は日本時間午後3時57分現在、前日比0.57%高の164.30HKドルで推移している。