2022-08-10 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港寄り付き:続落スタート、20000ポイント割れ
10日の香港市場でハンセン指数は続落して始まり、始値で心理的節目の20000ポイントを割り込んだ。9日の米株式市場で半導体大手を中心にハイテク株が幅広く下落したことが重荷となっている。中国景気の減速懸念も根強い。寄り付き後に発表された2022年7月の中国物価統計は消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がともに市場予想から下振れした。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.62%安の19879.82ポイントで推移している。個別では、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)が大きく売られている。きょう2022年6月中間決算を発表する創科実業(
00669)も安い。半面、非鉄金属株の中国宏橋(
01378)や不動産株の華潤置地(
01109)、石油株のペトロチャイナ(
00857)が買われている。